生理用品が原因で子宮内膜症に?気をつけたい経皮毒
2018/03/22
なんとアメリカでタンポンを使用した女性がショック死したという事故がありました。
化学物質過敏症で、タンポンの素材であるレーヨンに中毒症状を起こしたと考えられています。生理用品は、実は経皮吸収される危険度が高いことを知っておきましょう。
生理用品の危険性
生理用品ということは、直接性器周辺に使用します。特に性器内部の膣は粘膜で覆われているため、皮膚のバリア機能はまったく働かず、もしタンポンに化学物質が使用されていれば、高い確率で経皮吸収されてしまうのです。
先のショック死したという事故もそうですが、実はタンポン使用者に子宮内膜症患者が多いことも指摘されており、その原因は、タンポンを漂白するために使われる塩素系漂白剤がダイオキシンを発生させ、子宮内膜症を発症させるのではないかと考えられています。
白い製品の危険性
着色料には気を使うのに、白いものは清潔だと思い込んでいませんか?砂糖だって元々は真っ白ではなく、上白糖という白い砂糖は、漂白されたものなのです。
では、日用品の生理用品や紙おむつ、ティッシュや赤ちゃんのおしり拭きはどうでしょう?白いからキレイですか?
白くてキレイに見せるために、漂白加工してあるのです。みなさんも、シミ抜きに塩素系漂白剤を使いますよね?アレで漂白された製品だということを、知っておきましょう。
それが、直接肌や経皮吸収率の高い性器周辺に使われているのです。怖いことだと思いませんか?
どうしたらいいの?
一番いいのは、布ナプキンや布オムツを使用することでしょう。
そうでない場合は、少々高価でも、オーガニック素材のものを使うなど、製品をよく見て選んでください。
特に生理用品、赤ちゃんのおむつなど、性器周辺に使用するものには注意が必要です。「白い=清潔」という神話は捨て、「白い=漂白剤を使っているのかも?」と疑ってかかるくらいの目で製品を選びましょう。
皮膚の中でも特に吸収率が高くなってしまう粘膜に使用する日用品は、本当に注意してください。白いものは要注意です!
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関連項目
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