急激に増加中?!「子宮内膜症」の原因とは?
2016/11/16
「子宮内膜症」という病名を聞いたことがあると思います。不妊症の代名詞のように言われることも多いこの病気ですが、最近は急激に増加しているのだとか。
はっきりとした原因が解明されている訳ではありませんが、いくつかの説がありますのでご紹介します。
子宮内膜症4つの原因
①移植説(月経逆流説)
生理時の血液は、外に向かって出るのが普通ですが、毎回少量ずつ卵管を逆流もしているのです。
逆流する血液の中に、子宮からはがれた内膜組織が混ざっていて、それが腹部のあちこちの器官にくっつき、そこで増殖するという説です。
②腹膜化生説(胎性体腔上皮化生説)
骨盤内の腹膜になる組織は、子宮内膜と似ているのだそう。それが何らかの刺激を受けて月経の時に子宮内膜と一緒に増殖するという説。
③ダイオキシンの影響説
前に記事にも書きましたが、アカゲザルの実験で証明されたようなダイオキシンの影響が、人間の女性でも起こっているのではないかとする説です。
ただし、まだ断言するまでにはいたっていないようです。
④免疫機能の低下
女性の90%以上は、すでに腹膜の中で子宮内膜症の予備状態だという衝撃的な調査結果が判明しました。
しかし、普通なら免疫機能や内分泌系、脳神経系の生体調節機能のはたらきによって発症しませんが、なんらかの原因で免疫機能などが働かない人は、子宮内膜症になってしまうのではないかという説です。
環境ホルモンは少なからず影響している?
幾度となく取り上げている環境ホルモンですが、ダイオキシンをはじめとするこれらは、免疫機能や生体調節機能を低下させるのではないかと述べてきました。
水道水や野菜や魚、牛乳や野菜などに紛れてわたしたちの体内へ知らず知らずのうちに入ってきています。
また、シャンプーなど合成洗剤や塩素系化合物によって漂白された商品の使用によって、皮膚から環境ホルモンを吸収しています。乱れた食生活や精神的ストレスによっても免疫は低下してしまうので、口に入るもの、身体に直接触れるもの、バランスのよい食事や規則正しい生活などに気をつけたいものです。
環境ホルモンが子宮内膜症の増加へ関与しているとしたならば、近年急激に増加しているのも納得がいきますね。身の回りのことから気をつけていきましょう。
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