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薬用化粧品というジャンルを知ろう!その②

      2016/11/16

1x1.trans 薬用化粧品というジャンルを知ろう!その②

前回は薬用化粧品の成り立ちや問題点をご紹介しました。続いて、薬用化粧品を9つのグループに分類して紹介していきますね。

 

レチノイド

ビタミンA、もしくはビタミンAと類似する化合物の事で、レチノール・レチナール・レチノイン酸(ビタミンA1、ビタミンA2)をレチノイド誘導体といいます。最も一般的な薬用化粧品成分です。日焼け止めやシワのばし、シミ消しクリームなどに使用され、紫外線A波による酸化や*フリーラジカルによるダメージから、細胞を守る効果があります。

 

ヒドロキシ酸

ヒドロキシ酸は、経皮吸収促進剤としてよく使われています。レチノイドに次いで、よく使われている薬用化粧品成分ですね。

ピーリング剤、シワ防止、コンディショニング製品に使われています。

皮膚への刺激作用があり、皮膚表面の角質層をはがしてしまうと認められています。紫外線から守る為の角質層がはがれ、紫外線による皮膚のダメージが増大する可能性があります。日焼けのリスクが大きくなるだけでなく、皮膚ガンのリスクを大きくする可能性もあるんです。

けれど、ヒドロキシ酸濃度が成分ラベルにまったく表示されていない場合があります。太陽光への肌の反応を高めてしまい、火傷、腫れ、ガンの深刻なリクスをもたらすとして、食品医薬品局(FDA)が警告を出しています。

 

ビサボロール

ヒドロキシ酸より一般的ではありませんが、この成分も危険な経皮吸収促進剤です。

香料に使用され、デオドラント、口紅、ベビーローションに含まれています。

 

アンチセルライト・クリーム

セルライトや肌のしわ、くぼみは、程度の差はありますが、成人女性の正常なホルモン作用です。セルライトを減らす、しわをなくすといった宣伝をしているクリームなどがありますが、有益な効果があるという証拠はまったくありません。

 

抗酸化剤

皮膚がさらされる外部からのダメージの中で、最も問題なのは、紫外線A波です。また、皮膚は*フリーラジカルや活性酸素による内部からのダメージにもさらされています。この脅威からは、程度の差はあるものの、自然の抗酸化成分が守ってくれます。抗酸化の薬用化粧品は、種類が豊富です、代表的なものをいくつか紹介します。

まず、ビタミンB5、ビタミンC、ビタミンE、ニコチンアミド、ポリフェノールなどがあります。そのほかには、ブドウの種抽出物、豆乳や納豆に含まれるイソフラボンのゲニステイン、カフェインもあります。そして、緑茶に含まれる成分で、紫外線B波から皮膚を守ることが実験的研究で明らかにされたEGCG(エピガロカテキン-3-ガレート)があります。さらに、フランス海岸松樹皮から抽出されるピクノジェノール、冷水魚とくに鮭に含まれるDMAE(ジメチルアミノエタノール)などもあります。

 

チロシナーゼ阻害剤

チロシナーゼ阻害剤とは、天然由来の美白成分で、ビタミンC、コジック酸、アルブチン、アゼライン酸、カンゾウ、マルベリー(桑)、ワレモコウの根の抽出物など、さまざまな種類があります。どれも肌のくすみの原因となる酵素、チロシナーゼを不活性化するものです。最も新しいものには、合成ペプチドという成分があります。

 

植物由来成分

60を超える植物由来の成分が、純度100%や濃縮されたかたちで、さまざまな製品に使われていて、製品の幅はどんどん広がっています。中には、緑茶、紅茶、大豆、ザクロ、ナツメヤシなど、臨床試験で効果が明らかになっているものもあります。

 

ペプチド

ある化粧品会社の高級しわ取り薬用化粧品は、マトリキシルという商品名で知られるペプチドがベースです。経皮吸収促進剤のパルミチン酸と化学的に結合しているため、皮膚の奥深くまで成分が運ばれます。運ばれたマトリキシルは、コラーゲンを作り出す酵素を刺激してコラーゲンを増やし、その結果、シワを減らして、皮膚を強くするという仕組みです。

けれど、こうしたペプチドの効果は、短期間、比較的少人数で行った臨床試験でしか効果を確認できていません。しかも、この製品には、有害な成分も含む、ストリベクチンが使われているのです。

その中でも、パラベン5種類(メチルパラベン、エチルパラベン、プロピルパラベン、ブチルパラベン、ベンジルパラベン)と、2種類の強力な発ガン物質に汚染されているポリエチレングリコール(酸化エチレン、ジオキサン)がとくに懸念されます。

 

メギゾリルSX

メギゾリルSXは、パリに本社のある化粧品の巨大企業、L社が独自に開発した成分です。日焼け止め成分としても、サンスクリーンとサンブロックの両方の高い効果があり、しわ防止や若返りの効果もあるとされています。

 

見聞きしたことがあるもの、ないもの、さまざまなものがあるのにびっくりされた方も多いのではないでしょうか。紹介してきた薬用化粧品は、効果が期待できるものもありますが、検証実験が不十分なものや、有害な成分を含むものなどもあり、安全とは言えないものも多くあります。これらの製品を使用して、少しでも異変を感じたら、すぐに使用を止めて、必要であれば、専門医に相談をしましょう!

 

 
*フリーラジカル・・・さまざまな病気や老化の原因になっているといわれている、不対電子をもつ原子または分子。
 

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 - 薬用化粧品

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