そのシワやシミだって、合成界面活性剤が原因かも?
2018/07/07
アレルギー性の肌トラブルなら、化粧品や洗浄剤を疑うこともするでしょうが、シミやシワなどでお悩みの方は、あまり洗浄剤を疑うことはないのではないでしょうか?
紫外線や加齢によるものと思っていても、実はもっと大元の原因は洗浄剤の合成界面活性剤かもしれませんよ!
シミやシワの原因は?
シミやシワの80%は光老化という、紫外線によるものと考えられています。確かに紫外線は肌にダメージを与えますが、本当にそれだけでしょうか。
紫外線にはUVA、UVBがあり、A波は地上に届く紫外線の90%を占めています。エネルギー自体は弱いのですが、表皮だけでなく肌の奥の真皮まで届くことから、活性酸素を発生させ、慢性的なシミやシワの原因となっています。
またB波は5%ほどしかありませんが、A波より強いエネルギーを持っており、肌表面のトラブルを引き起こします。肌の奥までは届かないものの、肌が赤くなったり黒く日焼けするのはB波の影響によるものです。もちろん、シミやシワ、ソバカスの原因にもなります。
どうしてシミやシワになりやすくなる?
本来の肌の機能を見てみましょう。
①紫外線を吸収するタンパク質やアミノ酸を含む角質層の形成
②角質層を中心に存在する紫外線吸収剤(ウロカニン酸)の生成
③活性酸素除去酵素SOD酵素やカタラーゼの生成
④メラノサイトによるメラニンの生成
ちゃんと、紫外線からの刺激による防御や、修復する機能を持っているのですね。夏に日焼けしても、冬になることにはまた白くなるように、健康な肌であればちゃんと肌機能は守ってくれるのです。
しかし、せっかく肌が持っている防御機能が働かない原因があります。
それが硫酸系洗浄剤に代表される合成界面活性剤です。これらを使い続けることによって肌のバリア機能は破壊されてしまい、外からの刺激を防御・修復できなくなってしまっているのですね。洗浄剤や化粧品の成分に注意し、保湿をたっぷり行ってください。
紫外線ばかりが悪者かと思っていたら、その前に自分で肌バリア機能を壊していたなんて!
肌を健康に保つために、合成界面活性剤は避けなくてはなりませんね!
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