更年期障害を快適に過ごすポイントと、予防の重要性
2016/11/16
平均年齢で起こってもいろいろな症状を引き起こす閉経ですが、それが若年で起こればその弊害は甚大になります。
閉経後にかかりやすい病気と更年期を快適に過ごすポイントをご紹介し、若いうちから予防することの重要性を知っていただきたいと思います。
閉経後にかかりやすい病気とは?
閉経後の女性は、同年代の男性にくらべると骨粗しょう症と高脂血症の発症率がはるかに高いのです。
骨粗しょう症とは、骨の中からカルシウムが溶け出し、骨が軽石のようにスカスカして、もろい状態になる病気です。
また、高脂血症とは、血中のコレステロールや中性脂肪が多くなる病気です。
これによって高血圧や狭心症、心筋梗塞、脳卒中などの命にかかわる病気に発展しないとも限りませんので、予防や早めの検査・治療が大切になります。
更年期の快適な過ごし方
大変な症状が出て何年も悩み苦しむ人がいる一方で、60歳を過ぎてもほぼ症状が出ずに快適に更年期を過ごす人がいます。
このように更年期障害は個人差が大きいのが特徴ですが、これには精神的ストレスと食生活を含む生活習慣が大きく関係していると言われています。閉経前からの生活習慣が大切ということですね。
【更年期予防のポイント】
・カルシウム、ビタミン、ミネラル豊かな食事
・喫煙や飲酒を控える
・有害化学物質が入った日用品を使わない生活をする
・環境ホルモンを体内に取り込まないように気をつける
生活習慣の見直しを
美容や健康の面から、食事や生活に気をつけることは予防にもなっていることはよく知られていますね。
ところが、普段使っているシャンプーやせっけん、洗剤などの成分にまで気を使っているでしょうか?普段使っている日用品の中には、意外に肌に触れるものがたくさんあります。
肌に触れている=肌から成分が吸収されると認識し、今一度、環境ホルモンや有害化学物質が使われていない、安全な製品であるかを確認しましょう。
閉経後を快適に過ごしたいなら、若い頃から健康的な生活を心がけるのが一番の早道なのですよ!
バランスの取れた食事と有害物質を遠ざけた生活がいかに大切か、よくわかりますね!やがてやってくる更年期も、不安に思わず過ごしていきたいものですね!
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関連項目
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