月経前緊張症(PMS)ってなに?知って上手につき合おう
2016/11/16
ほとんどの女性が、生理前になんらかの身体または精神的な変化を感じているのではないでしょうか?
この不快な症状のために、日常生活にも支障をきたすような人もいれば、対人関係を悪化させてしまう人もいるようです。「月経前緊張症(PMS)」のことを知り、その対策をご紹介します。
月経前緊張症(PMS)とは?
月経がはじまる3〜10日前あたりから、精神的、または身体的な不調を感じることを「月経前緊張症(PMS)」といいます。
主な症状は、
・イライラ・憂うつ・集中力低下・不安・疲労感・不眠・眠気・下腹痛・腰痛・乳房痛・腹部膨満感・便秘・食欲不振・吐き気・頭痛・めまい・喘息の悪化・皮膚トラブル・むくみ など
こんなにさまざまな症状が挙げられます。
これらは月経がはじまると同時に消えてしまうので月経前緊張症(PMS)と呼ばれていますが、症状が重い人もいます。
月経前緊張症(PMS)の治療法
症状が重い人は、積極的な治療が必要です。
といっても、原因はエストロゲンとプロゲステロンの分泌量が大きく変化するために起こると考えられているため、治療法はそれぞれの症状に応じた対処療法となります。
例えば、精神的不調には抗うつ剤、痛みには鎮痛剤などです。ホルモン剤による療法やビタミンB6など有効と思われるビタミン剤投与、心理療法などがあります。
月経前緊張症(PMS)を改善するもの
病院に通うほどではなくてもPMSを感じている人はかなりの数います。中でも
・軽い運動
・バランスのよい食事
・規則正しい生活
はとても大切です。食事では積極的にビタミンやミネラルを摂りましょう。
月経前緊張症(PMS)を悪化させてしまうもの
逆に症状が悪化してしまうものもあるので注意が必要です。どんなものがあるでしょうか。
・白砂糖
・塩分
・アルコール
・カフェイン
・チョコレート
・食品添加物 など
気をつけてはいても、すべてを排除することが難しい食品添加物ですが、できる限り食事は手作りにし、コンビニ弁当やレトルト食品などを避けることで、避けることができます。
安くて便利な世の中ですが、大切な自分の身体と家族の健康を守るのは、手をかけた丁寧で規則正しい生活だといえます。手間ひまをかけることが、不調改善の早道かもしれませんね!
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関連項目
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