経皮毒は毎日何度も使う「日用品」から侵入する!!
2016/11/19
皮膚から有害物質が入り込む大きな理由は、毎日使う日用品です。
1つだけでなく、朝から晩までわたしたちは有害物質を含んだ日用品を使っていることに気付いている方は、まだまだ少ないと思います。
1回の使用量は少なくても、経皮毒は蓄積します。自分で選べる日用品だからこそ、ここから経皮毒が侵入しないような生活をすることが大切です。
日用品を見直そう!
近年増え続けている婦人病は、女性ホルモンの過剰が関係する「エストロゲン依存」とも言われていて、エストロゲンに似た動きをする環境ホルモンなどの有害化学物質の影響が懸念されています。
胎児の時からこれらに侵されてきたわたしたちは、婦人病を予防するために、生活環境と食生活を改善するとともに、化学物質をこれ以上体内に入れない生活を送ることが重要になります。
つまり、日用品の見直しです。有害な化学物質を身体に入れないようにしたら、毒素や老廃物の排出はさらに効果が出るようになります。
なぜ日用品が危険なの?
朝起きて歯を磨き、洗顔料で顔を洗い、メイクをしますね。
朝食を食べたら台所用洗剤で食器を洗い、洗濯をし、夜はクレンジングでメイクを落として、シャンプーをし…さて、どれだけ合成界面活性剤入りの日用品にさらされたでしょうか?
意外に無自覚だけに、怖いのが日用品なのです。
使い続けると、肌荒れなどの皮膚障害を起こし、より経皮毒が侵入しやすい状態になります。合成界面活性剤は皮膚バリアー機能を奪いますので、余計に皮膚から吸収されやすくなってしまうのです。
できる限りの日用品から、有害化学物質を排除するよう心がけましょう。
無害なものはないと心得て!
基本的に、化学物質に無害なものはないと思ってください。
そして、できる限り、生活の中から有害化学物質に触れる機会をなくし、身体の中に入れないようにしましょう。健康な人であれば、有害な化学物質を、少しずつ代謝する能力を持っています。
実際に、合成界面活性剤の含まれた日用品の使用をやめただけで、婦人病の症状が軽くなったという例を、現場の婦人科医が何度も体験しています。
肌荒れで困っている人も同様です。どんな薬を処方されるより、有効である場合があるということを、よく覚えておきましょう。
まずは今家庭の中にある日用品の成分表をチェックしてみましょう!
そして、少しずつでいいので、安全なものに変えていってみましょう。自分と家族を経皮毒から守る為の重要なステップです。原因不明とされる現代病にならない為にも。
参考文献「女性を悩ませる経皮毒」
69
関連項目
『経皮毒は毎日何度も使う「日用品」から侵入する!!』について、多くの人に知って欲しいです
あなたの「いいね!」から共感の輪が広がり、みんなの「いいね!」が社会に反映されると、とても嬉しいです。情報の拡散にご協力をお願いします。関連記事
-
女性ホルモンってどんな働きをしているの?いまさら聞けない女性ホルモンのお話
女性ホルモンって、一生のうちにスプーン一杯分しか分泌されないらしいのです。 そん …
-
性の早熟化が世界的にすすんでいる?その理由とは?
世界的に見て、婦人病が増えているのは明確ですが、特に気になるのは性の早熟化です。 …
-
UVケアと香りケアに潜む経皮毒。ここに注意!
今や光老化は美容の常識となり、一年中紫外線対策をするのは当たり前となりました。 …
-
有効成分や植物エキスは、肌の中へしみ込まない!
最近は、コマーシャルであたかも肌の奥へいい成分がしみ込んで届くような表現を多く見 …
-
ドライクリーニングや柔軟剤にもダイオキシンが?
経皮毒(皮膚から有害物質が浸透して蓄積すること)の危険性は、毎日使う「洗浄」する …
-
母親から胎児へ栄養を運ぶ胎盤は、万能ろ過装置ではなかった?!
お母さんと赤ちゃんを繋ぐ大切な胎盤。赤ちゃんが栄養をもらう胎盤にはバリアー機能が …
-
その月経痛、子宮内膜症かもしれません!婦人科で検査を受けましょう
妊娠した理由以外で婦人科を訪れることに抵抗がある女性は少なくありません。 恥ずか …
-
月経前緊張症(PMS)ってなに?知って上手につき合おう
ほとんどの女性が、生理前になんらかの身体または精神的な変化を感じているのではない …
-
婦人病の原因に、経皮毒の可能性?【PART1】
皮膚から有毒な化学物質が吸収されてしまうことを「経皮毒」と呼んでいますが、この経 …
-
経皮毒をうけないための、安全な使い方を考えよう!
経皮毒の影響は、計り知れないほど深くて怖いことがわかってきました。では、わたした …
- PREV
- 日用品の合成界面活性剤について②
- NEXT
- カラーリングでアナフィラキシーショック?!