消費者がかしこく選べば、製品開発にも反映される!
2018/05/06
どんなに経皮毒に気をつけても、呼吸することで入ってくる大気汚染や、すべての生き物に循環している水の汚染からは逃げられません。
結局はみんなで少しずつ、環境を良くする方向に向けていくしかないのです。洗剤や化粧品などの日用品は、わたしたち消費者が買わなければ、製品の在り方も変わるはずです。今こそ、意識を高めていきましょう!
危険度の高いものから安全なものへ
高度経済成長期において、わたしたちは「安く、大量に、便利に使い捨て」ということをくり返し、環境を破壊するだけでなく、周囲の動植物やひいては人間にも、多大な影響を与えてきました。
環境を破壊した大きな原因は、合成界面活性剤にあると言われています。合成界面活性剤は石油由来のもので、生分解性が低いため廃棄しても土に還りにくく、おまけに毒性が残りやすいという特徴があります。
便利であることを手に入れる一方で、どんどん環境は汚染され、わたしたちの健康までをも害しているのです。早くこのことに気付き、安全な日用品を使うことへ切り替えていかなければなりません。
もはや問題は自分だけではない
アトピーや婦人病、乳ガンなどの増加は、この便利で危険な日用品に少なくとも原因がありそうです。合成界面活性剤の入った日用品をやめただけで、アトピーが治ったという人の話もあるくらいです。
いち早く経皮毒に気付いた婦人科の医師などが、経皮毒の危険性と有害性を訴え続けたおかげで、社会的にも認知度があがり、安全性を意識した食品や日用品も多く出回るようになりました。
つまり、消費者側から見ると選択肢が広がった訳で、正しい判断さえできれば、安全な商品を選んで買うことができるということです。
買わない・使わない・つくらせない
企業がつくる製品を、より安全なものにするためには、「危険な製品は売れない」という方程式を作ってしまうことです。
それには、消費者がよりかしこくなり、安全な製品を見抜く力を身につけることです。多様性が増した分、選ぶ能力も必要ですが、選択肢が広がったということは、危険な製品を作らせないことの第一歩です。
日用品や化粧品を買う時、しっかり成分表を見て、安全性の高いものを選びましょう!
環境をよくしなければ、どんなに個人でがんばっても安心して住める環境にはなりません。みんなの意識が上がれば、危険な製品は売れなくなり、やがて作られなくなりますね!
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関連項目
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