婦人病の原因に、経皮毒の可能性?【PART2】
2016/11/16
PART1でご紹介したように、経皮毒の危険性は得体が知れないだけに、知らないうちにじわじわとわたしたちを蝕んでいきます。では、今回は月経異常から見る婦人病について見ていきましょう。
生理痛は身体からの警告?!
女性の多くが生理痛や月経不順に悩まされています。何が原因なのでしょうか?複雑化した社会で女性の活躍の場が広がりましたが、それによってストレスが増えていることもあるでしょう。
多忙なための不規則な生活や、食生活の乱れ、現代生活での冷えなどが挙げられます。
正常な状態ならば、月経に痛みは起こらないものなので、生理痛がひどい人は、身体が何かメッセージを送っているのかもしれません。
環境ホルモンも月経痛を引き起こす?
内分泌かく乱作用があるとして有名になった環境ホルモンは、経皮毒などによって知らないうちに体内に忍び込んでいます。
もしかしたら、これらが蓄積したため、月経痛や月経不順が起こっているかもしれません。体内に溜まってしまった有害化学物質は、免疫機能を弱め、性ホルモンの分泌をかく乱し、女性に本来備わっている月経の周期を乱すと考えられているのです。
どうすれば、婦人病を予防できるの?
洗剤や化粧品など、経皮毒を疑われる日用品を見直し、工夫したら月経痛が軽くなったという例があるそうです。
このように、高い意識を持って身近なところから対策をしていくことで、かなり予防できることがわかりますね。
また、あまりにもひどい月経痛や月経不順は、子宮内膜症や子宮筋腫、卵巣のう腫などの婦人病を併発している可能性もあります。もし以前より悪化したり、異常に痛んだりする場合は、婦人科を受診しましょう。
いかがでしたか?“知らないうちに忍び寄る”のが恐ろしい経皮毒ですが、ちょっとした知識と工夫で予防することができます。特に女性は、次世代に影響を与えることになりますので、しっかり予防したいですね!
50
関連項目
『婦人病の原因に、経皮毒の可能性?【PART2】』について、多くの人に知って欲しいです
あなたの「いいね!」から共感の輪が広がり、みんなの「いいね!」が社会に反映されると、とても嬉しいです。情報の拡散にご協力をお願いします。関連記事
-
-
卵子も減少している?早期閉経が増えているワケ
精子の危機は前にも書きましたが、実は男性だけでなく、女性の卵子も減少傾向の可能性 …
-
-
女性の卵子は胎児期に一番多い?早発閉経の原因とは?
最近取り沙汰されている生殖異常。男性の精子減少や女性の婦人病増加も、問題視されて …
-
-
環境ホルモンが女性ホルモンのバランスを崩す?
環境ホルモンが女性ホルモンであるエストロゲンと似た働きをするということが、近年叫 …
-
-
日用品の経皮毒に注意!経皮吸収率は、身体の部位によって違う!?②
経皮毒とは、皮膚から有害物質が吸収されてしまうことですが、身体の場所によってその …
-
-
経皮毒を知って、次の世代を守りましょう!
環境ホルモンが、母親から胎児に移行し、その胎児が母親になった時にもその子どもに移 …
-
-
シャンプーは経皮吸収されやすいってホント?!
日本では、ほとんどの女性が毎日髪を洗っていますね。 特に若い頃は1日2回シャンプ …
-
-
子宮内膜症の治療ってどんなことをするの?
急増している婦人科の病気に「子宮内膜症」がありますが、生理痛が異常にひどいなど月 …
-
-
もはや安全ではない?日本の水道水汚染事情
日本は、水道水がそのまま飲める、世界でもまれにみる水質を誇っています。 が、もう …
-
-
経費毒を身体の外に追い出すには、どうしたらいいの?
どんなに気を使って生活しても、現代の日本に住む限り、100%経費毒を排除すること …
-
-
母親から胎児へ栄養を運ぶ胎盤は、万能ろ過装置ではなかった?!
お母さんと赤ちゃんを繋ぐ大切な胎盤。赤ちゃんが栄養をもらう胎盤にはバリアー機能が …